口腔外科

口腔外科

口腔外科治療とは

口腔外科治療とは、 顎・口腔に関わる病気の診断 をすることです。
親知らずや顎の痛み、歯ぎしり等のお悩みを放置しますと、顎骨炎、顎関節症、骨髄炎、神経痛、口内炎、口腔心身症など様々な病気につながる恐れがあります。

親知らずについて

親知らずとは、 第2大臼歯の後ろ側に生えてくる歯 のことを言います。一番最後に生えてくるため、生える場所が残されていない場合が多く、骨の中に埋まったまま出てこなかったり、斜めになって生えてきたり、正常に生えてくることは少ないです。

歯を抜く前の中止事項

(1) 歯を抜く前の日は十分に睡眠をとりましょう。
(2) 歯を抜く時は疲労・空腹時・女性の場合は月経時はなるべく避けましょう。
(3) 歯を抜く時の服装はなるべく袖口や腰周りがゆったりとしたものにしましょう。また、女性の場合、厚化粧は緊急時に顔色や唇の色が判断できないので、薄化粧にしましょう。
(4) 妊娠中・授乳中の方、高血圧・心臓病・糖尿病・血液疾患の方、現在、何か薬を服用中の方、以前歯を抜いたときに血が止まりにくかったり、気分が悪くなった方は歯を抜く前に必ず医師に相談して下さい。

歯を抜いた後の注意事項

(1) 麻酔が効いている間は唇や舌がしびれて感覚がなくなっているので、唇などをかまないように気をつけましょう。
(2) 出血がなかなか止まらない場合は清潔なガーゼを固く丸めてしばらく強く噛んでください。唾液に少し血が混ざっている程度なら心配ありません。
(3) 傷口を指や舌で触らないようにしましょう。
(4) 歯を抜いた当日はできるだけうがいを控えてください。あまり強くうがいをすると、血の固まりが取れて傷口が剥き出しになり治りが悪くなります。
(5) 歯を抜いた当日は飲酒、入浴、激しい運動など、血行や良くなるようなことは避けましょう。
(6) 口を冷やす場合は、氷は使用しないで、濡れたタオルで冷やすようにして下さい。
(7) 歯を抜いた当日の食事は辛いものなど、刺激物は避けて下さい。